人々の暮らしを
　　より豊かに

Start – 始まり

2020年2月
義理の父が経営する製紙工場を見学したことが、当社の事業展開を変えるきっかけになりました。

訪れた工場には、返品で積み重なった紙ストローのダンボールが積まれていたのです。
「紙ストローの口当たりが苦手」
「小さな子供が使うと噛んで飲み込んでしまうのでは」
「ふやけてしまって短時間しかもたない」
などのクレームが相次いでいました。

Invention – 発明

紙ストローはプラスチックコーディングをして強度を増すのか？それとも別の素材にしていくのかと選択を迫られた私たちは別の素材で植物由来のストローが作りたいという選択をしたのです。サトウキビ、竹などの素材も検討しましたが樹脂を使わずに形成することはやぶさかではありません。そんな中、パスタストローやタピオカ粉を原料とした完全生分解性（微生物により完全に分解されるもの）ストローの存在を知ります。

”では、日本のお米は？”

調べる内に、日本のお米の消費が年々減少していることや、大量のくず米が活用されていない現状を認識します。くず米を農家さんから買い取り、原料にすることで少しでも農家さんの応援につながらないだろうか？

Rice Straw – 米ストロー

これらが原点となり、1年半の開発改良を重ねて、米ストローは誕生しました。

原材料は米、コーンスターチで、完全植物由来。グルテンフリー、アレルゲンフリーの商品で、福岡工場で製造しています。

Possibility – 可能性

商品の品質、環境への配慮が評価され、今では日本だけではなく、海外（アジア、中東、北米など）の自治体、企業からの問い合わせも増えてきました。

カフェ、ホテルでの利用や企業のノベルティや贈答品でのオリジナルデザインでの作成も可能です。

たかがストロー、されどストロー。
環境問題にも、フードロス削減にも繋がる特別なストローをこれからも広めていきます。